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VOL.130 子どもの視点・子どものちから [2008/07/05]
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関口佐代子一級建築士事務所
| 関口 佐代子
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大人として、建築に携わる者として、住教育活動を通して子ども達に何が出来るのか。
子どもへの発信活動が最近では盛んになって来ており、住教育関連でも、自治体が主体となるもの、企業が開催するもの、NPOなどのグループが独自に行うもの、そして学校での授業に関連して、など様々な形で広がっています。
そのような活動が活発になってきた事に関連して、発表の場や情報交換の場も増えてきています。
何年間かそういった場に参加して来て感じるのは、主体が様々になると同時に他分野とのコラボレーションも多彩になり、可能性がどんどんひろがっていく面白さが増しているということ。
しかし、その楽しさに入り込んでしまって ふと「何のためにやっているのだっけ」と初心を忘れがちになることです。
数年前には例えば地域の企画会議では、子どもにそんなことやらせてどうする!という意見も耳にしました。
子どもの遊びに大人が手間暇かけて時間を割いてつきあってやることはない、と。
最近はさすがにそういう場面に出くわすことは少なくなってきていますが、企画や運営がスムーズに進められるようになったからこそ 地に足のついた活動しなくてはいけないな、と思います。
そして大人の人にもっと子どもとの活動に参加してほしい、と思っています。
子どもに何かをしてあげる、という発想ではなく 子どもが何かをする時に、いつもより力が発揮できるように手伝う大人の役割。 そんなことを学ぶ講座も始めています。
子どもと活動するための「ファシリテーター講座」は、今月の9日に第2回目を予定しています。
「子どもと活動するための」というテーマでありながら、大人子ども関係なく人として、違いを認めてコミュニケーションをとるということの 大事さや自分達の至らなさを痛感し広く役立つ経験となっていくような気がします。
先日、小学校の授業支援で小学校3年生が自分達のまちづくりを考えました。
テーマを考え、それに沿った町並み、守るべきルールと決めていく学習の中で、
担任の先生の言葉、「自分で考えていた以上に、『子どもは信じるに足る』」。
大人は何かをしてあげているのではなく、逆に教えてもらっているような気がします。 |
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