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| VOL.20 つくってみよう!夢の家−子どものための住まい設計ワークショップ− [2003/09/27] |
関口佐代子一級建築士事務所
| 関口 佐代子
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夏休みも後10日という日の午後、地元の市民館で小学生対象の設計ワークショップを開催しました。
スタッフは子どもの環境についての勉強会で知り合った建築士仲間で、大半が幼小中の子どもを持つ親でもあります。今までは子どもを取り巻く家族?住まい? まちに関する考察を重ねてきましたが、子ども達と一緒に考えたり作ったりしてみたい!という思いを今年は実行してみよう、ということになり準備をして来ました。
題して 「つくってみよう!夢の家−子どものための住まい設計ワークショップ−」
今回は、市民館自主事業の「夏休み子ども遊び場ランド」の特別企画という地元の協力体制で実現可能となり嬉しく思っています。当日の午後1時、準備万端の会場に子供達がやって来ました。対象は小学校3年〜6年生。
30人の定員に事前の予約以上の40人が当日集まりました。
まず前半は設計するための「準備体操」をしました。ワークシート形式に「自分の家や家族」を思い浮かべながら「うちのなかで気にいっているところ、気に入らないところ」を絵や言葉で表現したり、「住宅」についての固定観念を取り除くために世界各地の特色ある民家や世界の面白い家をスタッフ作成のパネルで紹介したりウォーミングアップも万端。
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後半はいよいよ子ども達に「夢の家」を作ってもらいました。
まずは設計図となる絵を作成します。大きめの紙に思い思いに「あったらいいなーという家」を描きました。
その後、模型を作ります。絵を書いているのがまどろっこしい子はそんな過程はすっとばしてすぐに模型を作り始めていました。模型材料は、空き箱や牛乳パックやラップの芯など中心にした廃材ですが、一工夫して、牛乳パックは3等分した立方体に、ティッシュの空き箱は8等分した立方体に加工した物を大量に用意しました。ラップの芯は2等分、3等分にしてこちらも大量に作っておきました。同じ大きさの物をたくさん用意することでブロックの用に使いながら、自由に組み立てていけるからです。また、仕事で使っている見本類も箱に入れて材料として並べてみました。タイル、壁紙、床材、フローリング、カーテン、などなど。こちらも大きさが揃っているので、使いやすかったようです。特に女の子には人気で、きれいな色使いの模型作りに一役買いました。
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まとめとしては、デジカメで本人と作品を一緒に撮影し、ワークシートの「完成!夢の家」のスペースに貼りました。そして、みんなに一言で発表するために「○○の家」というキャッチフレーズをそれぞれが頭をひねって考えました。ひとりひとり夢の家を発表している時の顔はとても良いものでした。 |
子供達はとても生き生きと家について思いを巡らしながら描いたり作ったりしていました。
作成時間の約2時間半もあっという間でもっと作りたい、もっと考えたいという子がたくさんいました。
(『続きをうちで作るから』と材料を持って帰った子も。) そのエネルギーに圧倒させながらも 私達もとても楽しく また創作意欲をわきたたせてもらえました。
すばらしく柔軟な心を持つこのような子どもの時代に家族や住まいに関心を持ち理解を深めていってもらえたらという願いをこめて、そのきっかけづくりをこれからも探っていきたいと思っています。
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